-
トレンド
[2020年の家計調査を振り返る]内食拡大、肉類は前年比増
2020年1〜12月の家計調査を振り返ると、生鮮肉はそれぞれ総じて2月以降前年の数値を上回っている。新型コロナウイルス拡大の影響による生活様式の一変で、内食需要が増加したことが一番の要因といえる。生鮮肉の支出金額は新型コロナ流行前の1月こそ前年... -
統計
家庭内消費伸び微増を確保—昨年12月の食肉加工品生産量
日本ハム・ソーセージ工業協同組合はこのほど、令和2年12月分の食肉加工品生産量を発表した。それによると、全体の生産量は5万629t(前年同月比0.7%増)の微増となった。昨年後半は業務用の需要不振で、家庭消費が伸びているのに全体の生産量が減少する... -
市場
南港市場で全農枝肉共、和牛の最優秀賞はキロ単価4,040円に
全国農業協同組合連合会主催の第60回農林水産祭参加第40回全農肉牛枝肉共励会がこのほど、大阪市中央卸売市場南港市場で行われた。黒毛和種92頭(雌7頭、去勢85頭)、交雑種44頭(雌11頭、去勢33頭)の合計136頭が出品され、このうち1部交雑種の部の最優... -
生産
令和2年格付実績、和牛去勢「A5」割合上昇し半数占める
公益(社)日本食肉格付協会がまとめた令和2年次の牛・豚肉格付実績(食肉速報資料12面に近年の推移表掲載,)によると、牛の格付頭数は89万2,321頭(前年比0.6%増)と微増。豚も格付頭数は1,272万6,156頭(2.5%増)と増加した。牛肉については、和牛の品... -
食品
テクニカンが「凍眠」用いた冷凍食品専門小売店を横浜市にオープン
凍結機器の製造・販売を行(株)テクニカン(横浜市)は5日、冷凍食品だけを取り扱い、カフェスペースも備えた小売店「TŌMIN FROZEN」(トーミン・フローズン)を横浜市にオープンした。店舗で取り扱う冷凍食品はすべて同社の「凍眠」という冷たい液体を用... -
行政
輸出拡大に向けた産地リスト公表、牛肉17産地、豚肉5、鶏肉7産地
農水省は昨年11月に取りまとめた「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」において、マーケット・インの発想に基づく輸出産地の育成・展開を図るため「主として輸出向けの生産を行う輸出産地を令和2年度中にリスト化する」としており、16日に輸出産地のリ... -
生産
牛マルキン12月、肉専用種は北海道、兵庫県で交付、交雑・乳牛も
農畜産業振興機構は16日、肉用牛肥育経営安定交付金(牛マルキン)の令和2年度10〜12月分について、標準的販売価格および標準的生産費、交付金単価の確定値を公表した。 12月分の確定値をみると、肉専用種は北海道、兵庫県で交付。2道県ともに積立金が...