日本ハム・ソーセージ工業協同組合はこのほど、2021年12月分の食肉加工品生産量を発表した。それによると、全体の生産量は5万791t(前年同月比0.3%増)とわずかながら増加し、2カ月連続の増加となった。とくに好調だったのがベーコン類で、8,754t(3.1%増)となった。逆に不調だったのがハム類で、1万1,244t(4.3%減)と大きく減少した。
12月はギフトシーズンで、その時期にギフトの「主役」であるハム類が減少したということは、昨年末のギフト商戦は苦戦したことがうかがわれる。ソーセージ類は2万9,138t(1.8%増)と伸びたが、プレス類は1,655t(7.0%減)と不振だった。
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