神戸市場・神戸ビーフフェスタで2年連続太田さんが名誉賞受賞

 「第2回 THE KOBE BEEF FESTA(神戸ビーフフェスタ)」が11日、神戸市中央卸売市場西部市場で開催された。今回、雌20頭、去勢46頭の計66頭が出品され、このうち名誉賞には太田克典さん出品牛を選出。太田さんの受賞は2年連続となる。同牛はその後のせりで、キロあたり6,005円でグループ会社の(有)太田家が落札した。同フェスタは神戸中央畜産荷受(株)が主催する、昨年初開催した新しい共励会で、神戸ビーフの品質を競う年間でも最大級のイベントとして位置付けられている。
 開催にあたり神戸中畜の丸橋弘資社長は、多数の買参者の来場に謝辞を述べ「緊急事態宣言、まん延防止等重点措置も解除となり、牛肉の消費も少しずつ明るい兆しがみえてきた。しかしインバウンド需要の回復は依然として厳しい状況にある。苦しい状況が続いているが、但馬牛生産者の励みになるよう活発な購買をお願いしたい」とあいさつ。
 名誉賞に輝いた太田さんの子息の太田海星さんは同牛について「子牛から順調に育ち、最後はロースや肩に張りがある良い体型に育った。(枝肉は)サシがしっかり入ってロースしんも大きい。自家産の牛で、昨年の兵庫県畜産共進会(県共)でも自家産牛で名誉賞をいただいた。自家産が良い結果を出してくれてうれしい」と語った。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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