国産純粋種豚改良協議会はこのほど、同協議会認定銘柄豚ロゴマークのデザインを発表した。この認定は純粋種豚の能力向上と普及促進のため、同協議会会員が日本において改良を行い、血統を明確に管理した種豚を使って生産された豚肉に与えられるもの。
昨年12月の一般募集開始から226作品の応募があり、同協議会と国産純粋種豚改良協議会銘柄豚認定委員会による厳正な審査の結果、大阪府吹田市・中口典子さんの作品が採用決定となった。中口さんは「国産純粋種豚の『命のバトン』が脈々と受け継がれていくようすをデザインした。親豚から子豚へ、またその次の世代へと血統が続いていくさまを、枠外にも続いた命(ハート)のラインで表現している。全面に使用した赤色は、血統や日の丸のイメージで、豚のイラストはなるべく単純化し、日本をイメージしやすい桜のモチーフを配置することで、どんな方にでもひと目で直感的にコンセプトが伝わるように意図した」と述べた。なお、現在ロゴマークは商標登録申請中で、早ければ年明けに登録される予定となっている。
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