来年4月から健康牛のBSE検査廃止 厚労省が部会で説明

 厚労省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会伝達性海綿状脳症対策部会(部会長・毛利資郎東北大大学院客員教授)が15日、東京・港区の航空会館で開かれ、BSE対策の現状について同省から報告を受け、意見交換を行った。
 この中で、厚労省は8月に食品安全委員会から答申を受けた、現在と畜場で実施されている48カ月齢超の健康牛のBSE検査廃止について、今後の対応を説明。今回、部会への報告を行ったあと、12月にリスクコミュニケーション、パブリックコメントを実施し、また薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会への報告も行い、来年2月上旬をメドに関係省令の改正とともに、地方自治体に対し行っている検査費の補助金実施要綱を改正、4月1日にこれら省令および要綱を施行するとした。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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