奈良市の養豚農場で3月31日、家畜伝染病である豚熱の患畜が確認された。これを受け農水省は、「農林水産省豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を開催した。同農場の飼養状況は1,100頭。
奈良市の農場から飼養豚が死亡しているとの通報を受け、29日病症鑑定を実施。同県の検査により豚熱の疑いが生じたため、農研機構動物衛生研究部門で精密検査を実施したところ、31日、豚熱の患畜であることが判明したもの。今後の防疫措置について速やかに検討するとともに、「豚熱に関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき、防疫措置などについて万全を期す。
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