自民党は14日、両院議員総会を都内のホテルで開き、菅義偉官房長官を第26代総裁に選出。16日の臨時国会で第99代首相に指名され、新内閣を発足させる。
江藤農水大臣は、15日の閣議後会見で菅新総裁について言及。自身と菅氏の故郷を引き合いに出し「宮崎と秋田でずいぶん気候は違うが、農業の厳しさ、一方で楽しさについて考えを持っていると思う。これまで農政に関わることでも相談を持ちかけたことがあるが、非常に共感をしていただいた」と述べ、「これから長官が進めてきた輸出5兆円に向かってさらにがんばらなければ行けないが、数字を出すことが目標ではなく、そもそも日本の農業をさらに強くしなければいけない。農林水産業を通じて、地方を活気ある場所にしていただきたい」と新総裁に期待を向けた。
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