公益(財)日本食肉消費総合センター(田家邦明理事長)は、令和元年度「国産食肉等新需要創出成果発表会」を21日、東京・千代田区の日本農業研究所会議室で開催した。高齢化や健康志向の高まりを背景に、適度な脂肪交雑をもつ牛肉をし好する消費者も増えつつある。事業は、こうした変化に対応した食肉の需要創出、新たな商品価値に着目した取り組みにより国産品の需要拡大を図ることが重要な課題となっており、生産、加工・流通、販売業者が一体となり、顧客視点に立った新需要の創出を推進するもの。田家理事長(写真)は冒頭のあいさつで、センターとして事業の普及に取り組んでいることを説明し「成果に対する理解と共有を深め、事業の発展に結びつけてほしい」と述べた
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