酪肉近構成案、改良目標骨子案を提示—畜産部会

 30日に開かれた「食料・農業・農村政策審議会畜産部会」で酪肉近構成案と改良目標骨子案が示された。今後、3月下旬の答申を目ざし議論を深めていく。
 酪肉近構成案は「生産基盤強化策」「需要に応じた生産・供給の実現、流通の合理化」「持続的な発展のための対応」の3本立てで、海外市場を含め拡大が見込まれる需要にこたえるための生産基盤の強化と次世代に継承できる持続的な生産基盤の創造について記述していく。
 生産基盤強化策で肉用牛の方向性については、新たな国際環境下における牛肉の安定供給、新たな市場獲得のため、「和牛の繁殖雌牛の増頭」「和牛肉生産量の増大」「輸出の大幅な拡大」を目ざし、中小規模の家族経営や公共牧場・外部支援組織などの活用も含めた増頭、酪農経営による和牛受精卵の利用、経営資源の継承などを推進する。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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