全国食肉事業協同組合連合会(河原光雄会長)は、食肉販売店での新しい食肉総菜の開発を目的に、国産食肉を主材料とした新たな総菜のアイデアを競い合う、令和元年度「食肉惣菜創作発表会 ミートデリカコンテスト 全国大会」を14日、東京・渋谷区の服部栄養専門学校で開催。審査の結果「丹波黒豆でチキンチリコンカルネ」で出場した兵庫県代表の天野みどりさんが農林水産大臣賞(副賞20万円分旅行券と2万円分お肉のギフト券)の栄誉をつかんだ。
国産食肉を使用した総菜の利用開発の推進を図るため「全国のお肉屋さんで販売できるような惣菜」をテーマに毎年開かれているもの。店頭で販売される4パック分の量を、材料費2千円、調理時間60分以内の条件で、一般消費者からアイデア総菜を募集。全国29道府県、応募総数約2千点の中から地方予選を勝ち抜いた29人の各道府県大会代表者が一堂に会し、調理実演に挑んだ。出品作品の発表会も行われ、「最強料理芸人」と呼ばれるクック井上さんらが出場者にインタビューを行い、それぞれの作品のおいしさや工夫した点などを紹介した。
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