京都食肉市場(株)は12日、京都市中央食肉市場で第21回京都食肉市場枝肉共進会和牛の部を開催した。全国各地から和牛100頭(雌46頭、去勢54頭)が出品され、審査の結果、グランドチャンピオン(京都市長賞)には長野県の土屋畜産(株)の出品牛(雌、格付A5、BMS No.12、枝肉重量462.7kg)が選ばれ、せりでは(株)銀閣寺大西がキロあたり4,008円で落札した。
せりに先だちGCを受賞した土屋畜産が表彰されたあと、京都食肉市場の駒井栄太郎社長が生産者、買参者に謝辞を述べ「ことし2月にはタイへ初輸出を果たすことができた。今後も米国、EU、シンガポールへの輸出を目ざす。また、9月には京都市中央食肉市場が開設50周年、京都食肉買参事業協同組合および京都食肉市場が創立50周年を迎えたことを受け、記念式典を行ったが、これも皆さんのご支援の賜もの。今後の50年も引き続き安全・安心な食肉の供給に努めてまいりたい」とあいさつ。
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