農水省CSF・ASF防疫対策本部が27日、省内で開かれ、ワクチン接種豚の出荷が始まったことを受けて、今後の対策を検討した。江藤農相は「ワクチン接種された豚については現在11県から出荷が行われている。一方、ワクチンを打ったとしても飼養衛生管理基準の徹底が大切」と述べて、改めて職員に指導徹底を指示した。また新たな対策として「指導徹底のためにステッカーを作った。いままでビラを配るようなことはしていたが、ペーパーだとすぐなくなってしまう。今回は張りつけられるようになっている。農家に農場のさまざまなところに張っていただいて、飼養衛生管理基準の徹底が図られる」と述べ、農家に必要な枚数配布する考えを示した。
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