和牛遺伝資源の知財部会、知的財産法制を参考に新たな仕組み検討

 農水省は25日、都内で「和牛遺伝資源の知的財産的価値の保護強化に関する専門部会」(第1回)を開催した。部会は先ごろ、和牛の受精卵が輸出検査を受けずに中国に持ち出されて中国当局で輸入不可として取り扱われたことを受けて、和牛遺伝資源の知的財産的価値の保護強化のための方策を検討することを目的としている。
 検討事項は、不正競争防止法に基づく「限定提供データ」の保護の方法も参考として、家畜遺伝資源の不正取得などに対する適切な救済の可能性について(1)保護客体・対象の範囲の考え方(2)違法行為類型③救済措置の内容を中心に検討するとしている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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