自民党の令和元年台風19号非常災害対策本部が17日、党内で開かれ、被害状況および政府の対応状況について説明された。
岸田文雄政務調査会長は「台風19号の被害についてはその実態が明らかになるにつれ、その深刻さ、範囲の大きさを改めて痛感している。亡くなられた方がたにお悔やみ申し上げる。われわれはそうした方がたの思いをしっかりと頭に刻みながら、政治の責任を果たさなければならない」と述べた。
内閣府による16日午後2時30分現在の台風第19号にかかわる被害状況等によると、農地が731個所、農業用施設が1174個所で、被災と被害が拡大している。畜産関係施設の冠水、一部破損被害では愛知県、京都府での被害も明らかになっている。
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