世界的和牛ブランド「神戸ビーフ」のブランド管理・運営を行う神戸肉流通推進協議会(森紘一会長)は10月1日と畜分から、偽装対策として枝肉の肉片をDNA鑑定用に採取、乾燥保管している。
姫路市の和牛マスター食肉センター(姫路市食肉地方卸売市場)内の㈱兵庫食品科学研究所で肉片と鼻紋などの情報を5年間保管し、偽装などの疑いが生じた場合にDNA鑑定を実施できる体制を取るもの。
飲食店や食肉専門店など、流通している神戸ビーフの肉片サンプルを採取し、DNAによる照合を行うため、末端販売の不正に対応できる。
目次