豚コレラが関東に拡大し、アフリカ豚コレラが韓国で初めて確認され、畜産関係者はこれを死活問題と受け止めてこれまで以上の対策を望む声をあげている。
農水省はこれまで豚コレラ対策について、ウイルスの日本全国への拡散を防ぐため、東日本・西日本で経口ワクチンをベルト状に散布すること、猟を効果的に活用するなどの野生猪対策や養豚農場における飼養衛生管理基準の順守指導を繰り返し徹底するとともに、早期出荷促進対策の働きかけを強化する感染経路遮断対策などをとっている。
また手当金の早期支払い・支援策について、生産者の経営再開に向けた不安の解消や課題の解決に努める早期経営再開の後押しのほか、家畜防疫官の増員や動植物検疫探知犬の増頭など水際検疫体制強化などさまざま対策を用いて日夜全力で対応している。
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