全国食肉生活衛生同業組合連合会(肥後辰彦会長)は、平成31年新年賀詞交歓会を16日、東京・港区のベイサイドホテルアジュール竹芝で開催した。上野好一副会長が開会の言葉を述べたあと、肥後会長があいさつし「本年は当連合会の創立60周年を迎え、組織整備の強化などに向け変革の1年と考えている。食肉業界においても軽減税率の導入、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の実施に向けた対応などが見込まれる。今後も食肉販売業が自主管理のもと適正な表示を行い、地域に密着した食育、地産地消のサービスの提供、高齢化社会に向けた福祉増進など、良質な食肉の提供と衛生管理の維持向上を図り、消費者に安全で安心な食肉を提供することが必要不可欠である。消費者への食肉に関する正しい衛生・健康情報等の提供、知識の普及啓発などに向けた事業体制の確立を図るため、関係機関および関係団体と連携し、職員一同誠心誠意尽くしていく。また事業の柱である福祉共済制度の加入促進活動も展開していくので、一層の協力を願う。ことしが食肉業界にとり発展の年となるよう祈念する」と述べた。
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