農水省は3日、都内で「食料・農業・農村政策審議会畜産部会」(三輪泰史部会長、(株)日本総合研究所創発戦略センターエキスパート)を開催し、平成31年度の畜産物価格の議論を開始した。
部会では先般、有識者による検討会で取りまとめが行われた新たな肉用子牛生産者補給金の算定方式など事務局から畜産をめぐる情勢が説明されたあと、出席した委員から意見を聴取。具体的には(1)TPP11など国際化への対応(2)和牛の相場高止まりの問題(3)海外交渉がある中で肉用子牛生産者補給金の保証基準価格をしっかりとしたものとしてほしい(4)豚コレラの対応——などの意見が出された。次回の部会は今月中旬に開かれる予定。
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