全国食肉事業協同組合連合会(河原光雄会長)は、平成30年度食肉流通HACCP普及推進事業による「HACCP指導者育成セミナー」を3日、東京・港区のTKPガーデンシティ品川で開催した。食肉流通業におけるHACCPシステムの普及・導入に向け、各地域での指導体制を構築し、HACCPに関する巡回指導などを実施するための指導者育成を目的に行ったもの。各県肉連の事務局長らが参加する中、公益㈶日本食肉生産技術開発センターの細見隆夫専務理事が「部分肉処理のHACCP構築について」をテーマに講演し、質問に答えた。
冒頭、河原会長が主催者としてあいさつ。西日本豪雨の被災者にお見舞いの言葉を述べながら「HACCPについて、今回はいわゆるA基準のむずかしい方について講演してもらう。HACCPは義務化であり、うちはやらないということはできない。講習をきいてよく理解し、持ち帰って普及にあたってほしい」と述べた。
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