齋藤農相は10日の閣議後会見で平成30年7月豪雨について、被害者に哀悼の意を示した上で「ため池については現段階で7カ所決壊しており、このうち、広島県福山市のため池の決壊により、1人が亡くなった」と報告し、農水省の対応について「引き続き、熊本地震を始めとするこれまでの災害対応の経験を踏まえ、今後必要となる対応を先手、先手で準備し、人命に直結するため池、山地災害などによる被害の拡大防止、避難されている方々に不自由がないよう、食料を速やかに供給するため、食料関係団体と連携して準備、関係自治体と連携した被害状況の迅速な把握を行っていく」と述べた。
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