全国食肉事業協同組合連合会(河原光雄会長)が、平成29年度国産食肉理解醸成食育推進事業で製作を進めてきた食育教材「お肉が食卓にとどくまで」が完成し、6日、東京・赤坂のアジミックビルで開かれた第2回食育教材作成委員会(委員長=安部新一宮城学院女子大教授)で、成人(一般消費者)向けDVDと、児童向けのデジタル紙芝居(DVD)が披露された。同事業は、JRAの助成を受けて今年度新たに食肉が食卓に届くまでの過程に合わせ、食肉の流通、安全性、健康面の効用などに関する資料・教材を作成するとともに、各地域で県肉連が出前講座や料理セミナーなどを実施。一般消費者(とくに若い世代)に「命をいただくことの大切さ」「食肉に対する感謝の気持ち」「安心、安全な日本の畜産」を伝え、食肉の生産および流通の理解醸成と国産食肉の需要拡大を目ざすもの。
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