公益(財)日本食肉流通センター(小林裕幸理事長)および同センター卸事業協組・川崎冷蔵事業協組(鶉橋誠一理事長)は9日、同センター内で賀詞交歓会を開催。食肉関係者多数が参集した。
主催者の小林理事長は冒頭、年号が来年から変わることに触れ平成を振り返りつつ「畜産分野は、BSE、口蹄疫、鳥インフルエンザなど大きな波が発生したが、その都度乗り越え、国民経済の中で大きな分野を確立してきた。当センターについては、昨年から部分肉の価格公表をより客観的なものに変更した。また、流通施設の貸付事業は施設の老朽化が懸念されており、今後の計画的な更新が課題となっている。本年も業務内容をより良く見直し、畜産業界に貢献できるよう努めていきたい」とあいさつした。
次いで、同じく主催者である鶉橋理事長が「ことしは平成30年であり、来年には年号が変わる。時代が変わる時期であり、新しい出来事、産業、商品、機械など、第4次産業革命になるのではないかと思う。食肉の消費も順調であり、国産の牛・豚が増加しておいしい食肉が流通されることを願う」と語った。
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