飛騨牛カーニバル、名誉賞はキロ7,592円で丸明が購買

 第11回全国和牛能力共進会岐阜県出品対策委員会は26日、「第6回飛騨牛カーニバル」を岐阜県高山市の飛騨ミート地方卸売市場で開催した。出品牛は、本年9月に開催された第11回全国和牛能力共進会宮城大会の候補牛生産者8農家から80頭(種雄牛=花清勝60頭、孝隆平20頭)が上場された。
 岐阜県の全共成績は、高校の部では初代日本一に県立飛騨高山高校が輝くなど飛騨牛の名声を高めた。飛騨牛は通常生後29カ月前後で出荷されるが、全共は効率的な肉牛生産と和牛の肉用牛としての能力追究、肥育技術の研さんを目的に出荷月齢24カ月齢に短縮し仕上げる技術の大会でもある。飛騨牛カーニバルは候補牛を一堂に会し、肥育方法、選抜および肉質等の検証を行い、さらなる飛騨牛銘柄確保を目的に開催された。審査の結果、名誉賞は(有)井田畜産の出品牛(種雄牛:花清勝、A5、去勢、枝肉重量518.8kg)が受賞し、せりではキロあたり7,592円の最高値で(株)丸明が購買した。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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