伊藤ハムがグループ3社から台湾向け食肉の輸出を開始

 伊藤ハムは、このたび再開された台湾向け牛肉輸出について、同社グループ会社の3施設が該当施設として承認を受け、10月10日に台湾に向け出荷を開始した。
 農林水産省は2004年6月以降、厚生労働省と連携して、台湾政府当局との間で日本産牛肉輸出のための協議を進めてきた。9月22日に、台湾衛生福利部食品薬物管理署が日本産牛肉輸出施設について審査を終了し、日本側の申請した29施設のすべてが承認された。また同時に、厚労省が「対台湾輸出牛肉取扱要綱」を定め、同日、都道府県に対して通知することにより輸出が可能となった。
 同社では輸出促進の取り組みとして、10月11〜13日に開催された食品輸出をコンセプトとした日本初の展示会「日本の食品輸出EXPO」へ出展し、伊藤和牛(牛肉)、黒の匠(鹿児島県産黒豚)を多くの海外の人へ紹介している。また10月17日に、台湾向け日本産牛肉の輸出解禁を受け、台湾(台北市内)で、日本畜産物輸出促進協議会牛肉輸出部会(事務局=公益社団法人中央畜産会)は、日本産牛肉の魅力をプロモーションするプレスカンファレンスを開催する。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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