農畜産業振興機構は10日、牛マルキン事業(肉用牛肥育経営安定特別対策事業)の平成29年6月分補てん金単価を公表した。6月は肉専用種で補てんの発動はなかったが、交雑種と乳用種は発動し、補てん金単価は交雑が5万6,600円、乳用が3万9,400円となった。
肉専用種は粗収益が生産コストを上回って推移しているため、補てんは発動しない。交雑種は粗収益が67万3,624円なのに対して生産コストが74万4,489円と上回って推移しているため、補てんを発動。乳用種は粗収益が44万2,710円なのに対して生産コストが49万1,999円と上回って推移しているため、補てん発動となった。
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