農水省は9日、平成28年度の食料自給率を公表した。平成28年度はカロリーベース食料自給率が前年度より1ポイント下がり38%、生産額ベース食料自給率が前年比2ポイント増の68%となった。国内生産量は牛肉が減少だったが、豚肉、鶏肉ともに増加した。
カロリーベース食料自給率が1ポイント下がった要因は、小麦およびてんさいなどについて作付面積が拡大したものの、天候不順により単収が落ち込み生産量が減少したことなどによる。一方、生産額ベースが2ポイント増となった要因は野菜および果実について、輸入額が減少する中で国内生産額が増加したことなどによる。
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