一般(社)日本フードサービス協会が6日に公表した5月の外食産業市場動向調査によると、6月は、梅雨時期ではあったものの、天候が比較的安定していたことから客足にプラスとなり、全体売り上げは4.7%増と10カ月連続で前年を上回った。
ファーストフード業態は全体売り上げが6.9%増と前年を上回った。「洋風」は、ボリューム感の訴求や個人客をターゲットにしたセットメニューなどが好評で、売り上げは11.7%増。「和風」は、季節セットメニューや定食メニューで客単価上昇、売り上げは1.8%増となった。「麺類」は店舗数増もあり、売り上げは4.4%増。「持ち帰り米飯・回転ずし」は、価格が高めの商品を増やした回転ずしで客単価が上昇し、売り上げ2.2%増となった。「その他」は、カレーが引き続き客単価の上昇で、売り上げは3.7%増となった。
目次