農畜産業振興機構は24日、5、6月の牛・豚肉の需給予測を発表した。それによると牛肉の5月の生産量はと畜場稼働日数が前年を上回ると見込まれることから増加予測。6月は出荷頭数が前年同月を下回るものの、枝肉重量の増加により前年同月並みと予測している。品種別出荷頭数は5月が和牛(1.6%増)、乳用種(3.3%減)、交雑種(6.6%増)。交雑種は酪農家における乳用後継牛の黒毛和種交配率の上昇により、増加が見込まれる。6月も5月の傾向が続き、和牛(0.5%増)、乳用種(7.2%減)、交雑種(6.0%増)と予測している。
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