農水省が取りまとめた、各国とのEPAに基づく平成28年度の畜産物の関税割当実績(表参照、食肉速報に掲載)によると、メキシコは、牛肉が年間枠数量1万5千tに対し、発給数量は8,135tで、消化率は54%となった。一方、豚肉は枠9万tに対し、発給数量は7万8,490tで、消化率は87%。チリは、冷凍牛肉の枠4千tに対し、発給数量は10t(消化率0%)、豚肉の枠6万tに対し、発給数量は2万7,351t(46%)、鶏肉は枠5,500tに対し、発給数量は31t(1%)。タイは、豚肉調製品が枠1,200tに対し、発給数量は1,196t(100%)となった。フィリピンは鶏肉の枠7千tに対し、発給数量は1,506t(22%)、ソーセージ、豚肉調製品の発給実績はなかった。
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