日本ハム・ソーセージ工業協同組合はこのほど、平成29年2月分の食肉加工品生産量を発表した。それによると、全体の生産量は3万9,295t(前年同月比2.7%減)と減少した。前年2月が4万373t(5.3%増)と大きく伸びており、その反動もあって減少したものとみられる。例年この時期は、大手加工メーカーをはじめ新製品が市場に投入され始めるが、その動きが本格化するのは3月から。本来、1〜2月はハム・ソーセージの不需要期でもあり、進入学などイベントが多く、行楽需要が始まる3月からの本格攻勢に期待したいところだ。
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