政府の規制改革推進会議第10回農業ワーキング・グループが14日、都内で開かれ、先般、閣議決定された農業競争力強化支援法案について議論された。
出席した委員からは施行期日が公布から3カ月とされているが、できるだけ早く施行すべきとの意見や、施策の見直しのための初回調査は施行から1年とあるが速やかにやるべきなどの意見が出された。
これに対し、農水省からは支援措置を前提として作成する準備が必要のため、若干の猶予が必要だが速やかにやりたい。想定している調査は、施策の全体の見直しの基礎になる大掛かりなものになるが、これについてもしっかりしたいなどとの回答があった。これを受け委員からは具体的な答えがほしいところだが、良いことは間髪入れずに対応すべきと補足された。
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