東京食肉市場まつりに約2万1千人来場、「仙台牛」などPR

 「東京食肉市場まつり2024」(主催=一般(社)東京食肉市場協会▽共催=東京都▽協賛=宮城県、JA全農みやぎ、東京食肉市場まつり2024宮城県実行委員会▽後援=農水省、公益㈳日本食肉協議会、農畜産業振興機構)が10月19、20日の2日間、同市場内で開催された。43回目を迎えた今回も2日間合計で約2万1千人が来場し、初日には開場前から市場を取り囲むように来場者が長蛇の列をつくり、開場が早まる盛況ぶり。場内では、20年ぶりに推奨銘柄となった「仙台牛」をはじめとした国内産牛肉・豚肉と食肉加工品に加え、宮城県の物産販売なども行われたほか、宮城県ゆかりのタレントによるステージイベントも大いに盛り上がった。さらに「仙台牛」や豚肉のしゃぶしゃぶ・モツ煮込みの無料試食も行われ、毎回多くの人が列をつくった。
 大井権現太鼓の勇壮な演奏で幕を開けたオープニングセレモニーでは、主催者を代表し、東京食肉市場まつり実行委員会の小川一夫会長(写真右から2人目、東京食肉市場協会会長、東京食肉市場(株)社長)、渡邊勝美副会長(同右、東京都中央卸売市場食肉市場場長)、野本照雄副会長(同左から2人目、東京食肉市場卸商協同組合理事長)、廣瀬常年副会長(同左、東京食肉買参事業協同組合理事長)が登壇。小川会長は「東京市場まつりは今年で43回目となるが、今回は宮城県に協賛いただき、仙台牛を推奨銘柄として開催する。仙台牛や豚肉のしゃぶしゃぶ、モツ煮込みの試食や仙台牛などの精肉販売、そして宮城県の物産品販売など、盛りだくさんの内容となっている。来場者の皆さまには市場まつりを心ゆくまで楽しんでいただきたい」と呼びかけた。また、協賛県である宮城県からは小林徳光副知事ら多くの関係者が参加。小林副知事は「宮城県としては20年ぶりの協賛であり、仙台牛を首都圏の消費者へアピールする格好の機会を与えていただき、心より感謝申し上げる。仙台牛は日本食肉格付協会の肉質等級において、A5またはB5に評価された最高ランクの牛肉であり、口当たりが軟らかくまろやかな風味と豊かな肉汁が特長。この機会にぜひ仙台牛を賞味いただき、その魅力を存分に知っていただきたい」と、村井嘉浩知事のメッセージを代読。さらに宇田川聡史議長ら東京都議会議員、港区の清家愛区長らが紹介された。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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