「2024数字でみる食肉産業」 情報の正確な把握に

 未来予測に必要な資料

昨年は新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類に移行、落ち込んでいた外食消費は回復に向かい、また、円安の影響もありインバウンド需要も伸びています。

一方で、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界的なインフレにより、原材料やエネルギーコストが高騰、記録的な値上げラッシュとなりました。

消費者の生活防衛意識は高まり、現地相場高と円安で牛肉や豚肉の輸入量は減少しました。

こうした時代や環境の変化に対応するには、正確なデータに基づく将来の見通しが欠かせない要件となります。情報をできる限り正確に把握し、対応を見極めなければなりません。

その情報分析の指針とすべく、食肉通信社ではこのほど、「数字でみる食肉産業」2024年版を発刊いたしました。

 「2024数字でみる食肉産業」では、食肉産業に関係するさまざまな関連資料、統計資料をまとめております。わが国のみならず世界各地の情勢、過去からの推移などを網羅的に把握できる書籍となっております。 さまざまに変化する時代や環境に対応するには、正確なデータに基づく将来の見通しが欠かせない要件です。本書は情報を正確に把握し、対応を見極める一助となります。

内容は、複数の項目で構成されております。

食肉センター関連では、全国各地のと畜頭数の推移や枝肉生産量の推移、と畜場の分布・流通量、格付実績。生産では、家畜飼養頭羽数・飼養戸数の推移、SPF種豚と認定工場の分布、家畜の生産費。合わせて配合・混合飼料の生産量、配合飼料価格の動向、近年の飼料穀物の輸入状況を記載。また、食肉輸入の推移として、牛・豚・鶏肉のほか羊・山羊・馬・うさぎ肉、内臓の輸入数量および金額の推移。

需給については、牛・豚・鶏肉需給と在庫、出回り量。消費動向では、世帯別の肉類支出金額・購入数量、食肉の消費構成割合を網羅。牛・豚・鶏肉価格の推移も掲載しています。食肉加工品では、年次別全国生産量、POS売れ筋ランキング、主要食肉加工メーカー業績、種類別輸入先国別輸入量を紹介。そのほか外食市場規模の推移、業態別売上動向や、主要国の牛・豚・鶏・その他の生産量・消費量・輸出入量、フィードロットの動向、パッカーランキングについても記載しています。

B5判で文字もみやすく、充実したデータ本となっております。企業経営上の基礎資料、部門戦略の検討資料、新入社員の社内研修用テキストなど、幅広くご利用いただいています。お早めのご購入をお勧めいたします。

【書籍概要】 図書名 「2024数字でみる食肉産業」▽体裁 B5判466ページ▽定価 4191円(税込み、送料別)

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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