山本農相は24日の閣議後会見で、日EU・EPA交渉について「首席交渉官以下さまざまなレベルで、電話会談も行いつつ交渉を行っている。その一環で、17日から20日まで首席交渉官会合がブリュッセルで行われた。農林水産分野も含めて、日EU間の懸隔を狭めるべく最大限の努力を行ったけれども、その懸隔は埋まらず、引き続き交渉が継続されるというようにきいている」とまだ妥結に至っていないことを説明し、農水省の対応について「引き続き、農林水産品について、貿易、生産・流通実態などを一つひとつ勘案して、そのセンシティビティに十分配慮しながら、しっかりと交渉に取り組んでまいりたい」と語った。
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