飛騨ミート農業協同組合連合会(志田浩一代表理事会長=写真)は9月27日、創立40周年記念式典を岐阜県高山市の高山グリーンホテルで挙行した。式典にはJA飛騨ミートを支えてきた職員をはじめJA関係者、生産者、購買者ら約300人が出席した。
冒頭、志田会長は「本会は1984年4月に当時の地域6農協で飛騨地域の畜産拠点として設立。2002年4月に新飛騨食肉センターを現在地に新築移転し、同年9月に開催された第8回全国和牛能力共進会・肉牛の部の会場となり、この大会で飛騨牛が日本一になったことは大きな感動であった。運営面では、品質国際規格ISO9001、食品安全国際規格ISO22000、食品安全認証規格FSSC22000を取得し、安全で高品質な食肉を提供する体制を構築。飛騨牛の海外輸出は、10年の香港をはじめ、EU、米国、豪州などへの牛肉輸出施設として認定され、飛騨牛の生産・流通に大きな役割を担うとともに飛騨牛ブランドの推進に貢献し、21年度農林水産物輸出促進全国協議会総会において輸出に取り組む事業者として農林水産大臣賞を受賞できた。今後も関係機関、購買者、生産者の協力のもと、岐阜県の畜産流通拠点として鋭意努力していく」と抱負を述べた。
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