事業協同組合全国焼肉協会(金信彦会長=写真)は18日、東京都内で第12回通常総会を開き、上程議案を原案どおり承認した。任期満了に伴う役員改選では金会長を再任。23年度は基本理念を念頭に置き、全国ヤキニクまつり、焼き肉料理コンテスト、検定制度などに取り組む。
金会長は22年度について、コロナ以前の売り上げに戻った店舗やインバウンド需要の回復があったが、食材の値上げ、光熱費の増加が収益性を圧迫しているとの認識を示し、23年度について「新型コロナが5類に分類され『ポストコロナ』に移る過渡期となる。長いコロナ禍で学んだことを生かし、焼き肉をさらに多くの方がたに楽しんでもらえるよう、業界をあげて取り組んでいきたい」とあいさつ。来賓として農水省大臣官房新事業・食品産業部の須永新平外食・食文化課長が祝辞を述べた。
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