日本ハムが「美ノ国」の新商品・イメージキャラクター発表会開催

 日本ハムは17日、東京都千代田区の大手町三井ホールでギフトブランド「美ノ国」の新商品・イメージキャラクター発表会を開催した。第1部の会見には井川伸久代表取締役社長、岸本栄執行役員マーケティング統括部長らが出席した。
 会見冒頭、井川社長(写真)があいさつとともに、北海道との共創共栄の取り組みについて次のように説明した。
 当社は1942年の創業以来、企業理念として「食べる喜び」を中心に「おいしさの感動」「健康の喜び」を皆さまにお届けしてきた。また、現在ニッポンハムグループでは、2030年のありたい姿として「Vision2030」を掲げ、生命の恵みからいただいたタンパク質の可能性を広げることを目的に「たんぱく質を、もっと自由に。」というキーワードで事業を推進している。これまで当社はカテゴリーを増やし、事業を拡大し、海外拠点をもって売上拡大を図ってきたが、多様性への対応が求められる時代となり、培養肉など新たなタンパク質の研究、海外へのタンパク質供給の提案なども進めている。スポーツエンターテイメントの分野では、北海道日本ハムファイターズの新拠点である北海道ボールパークが開業している。
 日本ハムと北海道の関係についてご説明すると、当社は1961年に北海道・旭川でハム・ソーセージ工場の操業を開始した。71年には網走方面に砂原ファームを設立して豚肉生産拠点に、83年には知床ファームを設立し鶏肉生産拠点とした。さらに函館カール・レイモンをグループ化、2004年には日本ハムファイターズの拠点を東京から北海道に移転した。そしてことし3月、北海道ボールパークFビレッジが開業した。現在ニッポンハムグループでは、北海道にある179市町村のうち、19市町村に拠点を有している。北海道での事業の歴史は60年以上にわたり、現在の北海道のグループ従業員数は2600人、グループ全500拠点のうち、北海道で展開する拠点割合はおよそ20%となっている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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