公益(財)日本食肉流通センターおよび同センター卸事業協組・川崎冷蔵事業協組は10日、同センター内で賀詞交歓会を開き、食肉関係者多数が参集した。
主催者の小林裕幸理事長は昨年の情勢を振り返りつつ、流通センターの主な事業である卸売価格の公表と施設の貸付事業について「価格の公表は改善の余地があり、準備が整い次第リニューアルしていく。貸付事業は、HACCPの情報を集めていかねばならない。ことしはこの二つの事業を着実にしていく」と語った。
同じく主催者の同センター卸事業協組・川崎冷蔵事業協組の鶉橋誠一理事長は、わが国の政治や経済が厳しい環境であることを述べつつ、「食肉の相場高や原料表示の問題などあるが、それに打ち勝ち発展していくこと、将来を担う若者たちが、安全にすくすくと育っていける世の中になっていくことを祈念したい」と述べた。
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