豪州のニューサウスウェールズ州政府は21日、東京・中央区で駐日事務所開所式を開き、州首相のドミニク・ペロテー氏が登壇した。昨年10月の州首相就任後、同氏にとってはこれが初外遊であり、駐日事務所開設のタイミングで最初の訪問国として来日した。
同氏は「ニューサウスウェールズ州にとって、日本は最大の貿易相手国。すでに経済的なきずなは堅いが、今後も貿易を拡大させ、日本との関係を発展させていきたい。駐日事務所開所の目的は、日本とビジネスを拡大することと、チャンスをとらえてニューサウスウェールズ州のマーケットと日本との関係性を深めること。東京の中心地に事務所を開所したことにより、経済的なきずなが続くだけでなく、日本と豪州がともに成長し、あらゆる分野における友好関係が促進されるだろう。東京に事務所を開所できたことをうれしく思う」とあいさつした。
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