店舗の経営強化支援、成功事例調査へ—全肉連

 全国食肉事業協同組合連合会は20日、令和4年度食肉流通経営体質強化促進事業(食肉流通機能強化推進事業)の、経営力強化推進委員会および成功事例選定委員会を東京・港区のアジミックビルで開催した。同事業は、食肉小売店の活性化を目ざし、食肉専門店としての特色や対面販売のメリットを生かすとともに、経営の合理化、活力のある店舗づくりを推進するもの。顧客の多様なニーズに応じた小売店の機能強化を図る。
 経営力強化推進委員会では、事業に関する説明が行われた。持続性のある経営のため、法務・税務・会計・労務管理・知的財産の保護などに関する専門知識を有する者(弁護士や税理士など)による支援体制のもと、創意工夫を通じた個性的で活気のある店舗展開、持続できる経営の確立を支援する。成功事例選定委員会では、「活力あるお肉屋さん︱顧客満足度を高める店舗展開に向けて」と題した事例集を作成・配布するための確認や説明が行われた。前回に続き、宮城学院女子大学の安部新一名誉教授、宇都宮大学の神代英昭准教授、東京農業大学の野口敬夫准教授の3人による調査を含め、食品加工品・総菜などの商品開発や店づくりに関連する計10店舗の取材・調査に取り組み、事例集の作成を進めていく。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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