大阪市中央卸売市場南港市場は29日、現在進めている南港市場の施設整備について、大動物(牛)棟および小動物(豚)棟の竣工時期を当初予定の令和4年度末から令和5年度末に変更すると発表した。
南港市場は現在「南港市場将来戦略プラン」に基づき、衛生管理水準の高い「米国向け輸出食肉処理施設認定」を目ざして施設整備を進めている。南港市場によると現在、大動物棟は基礎工事を、小動物棟は地上く体工事を実施しているが、米国向け認定の申請に向けた国との事前協議において、商品管理と廃棄物の動線にかかる課題などに対する国からの助言を受け、平面レイアウトの変更および一部増築等が必要になったとしている。
このため竣工時期を当初予定の令和4年度末から令和5年度末に変更すると発表。13日付で計画変更に伴う建築確認申請を行っており、建築確認の審査終了後に工事金額等の再精算を行い、ことし12月ごろまでに工事の変更契約を締結する予定としている。
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