スターゼンと大商金山牧場が資本業務提携、相互補完で販売拡大目ざす

 スターゼン(株)大商金山牧場(山形県、小野木重弥社長)は14日、資本業務提携契約を締結したと発表した。提携内容は(1)東北エリアを中心とした営業面の相互補完による販売拡大(2)食肉および食肉加工品などの相互供給(3)拠点・機能・人的資源の相互補完④SDGsにかかわる施策推進における相互協力。スターゼンは1日に、大商金山牧場の発行済株式の34.0%を取得している。
 大商金山牧場は東北地方において、主に豚の生産、食肉の部分肉加工・アウトパック加工、加工食品の製造、ならびにこれらの卸売を行う企業。両社は業務提携の目的として「本資本業務提携をきっかけに互いの商品をそれぞれのネットワークを通じて販売することや、商品の共同提案、将来的には両社の拠点・機能・人的資源の共同活用による事業効率化などを図り、ひいては両社の企業価値向上を目ざす」ことを掲げている。また、スターゼンは「大商金山牧場は地域貢献活動や、循環型農業をはじめとした環境負荷低減への取り組みを積極的に行っている。当社が目ざすSDGsを意識した持続可能な経営を実践する上で学ぶべき点も多く、本資本業務提携を通じSDGsの達成に資する取り組みをさらに加速させる」としている。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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