全国食肉事業協同組合連合会、道府県食肉事業協同組合連合会が主催し、農水省畜産局、独立行政法人農畜産業振興機構が後援する「令和3年度食肉惣菜コンテスト」の全国大会本審査が、2022年1月15日に開催される。調理・試食審査は東京調理製菓専門学校(東京都新宿区)で、農林水産大臣賞、農林水産省畜産局長賞、農畜産業振興機構理事長賞、全国食肉事業協同組合連合会会長賞など、表彰式はリモートで行われる。
審査委員長は江上料理学院学院長で料理研究家の江上栄子氏。審査員には「和の鉄人」として知られる料理人・中村孝明氏、元プリンスホテル総料理長で学校法人食糧学院教授の柘植末利氏、フードコーディネーターで料理研究家の尾見奈美枝氏とそうそうたる顔ぶれ。
国産食肉を使用した総菜メニューを開発し、食肉小売店での国産食肉の利用技術の向上・普及を図ることを目的に、全国の消費者から写真とアピールを添えたレシピを募集。作品規定は「国産食肉(牛肉、豚肉、鶏肉)を使用」「1時間以内で調理可能」、なおかつ規定のパックで「材料費が4パックで2千円(税別)以内」と実践的なものとなっている。
参加作品の中から6点を選び、総菜開発のプロがアレンジし、食肉販売店向けの総菜マニュアルを制作する。また、食肉販売店での総菜販売を予定している。全国大会本審査選出10作品のレシピは、全肉連のホームページに掲載される。
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