消費者庁では、食品ロス削減の取り組みを広く国民運動として展開していくことを目的として、昨年度に引き続き「令和3年度食品ロス削減推進大賞」を実施し、令和3年6月4日〜9月3日に募集を行った。このほど、内閣府特命担当大臣(消費者および食品安全)賞、消費者庁長官賞および食品ロス削減推進大賞審査委員会委員長賞の受賞者を決定し、15日に発表した。
内閣府特命担当大臣賞には、(株)日本アクセスの「サプライチェーンに広げる『全社をあげた』食品ロス削減活動」が選ばれた。同社では受発注の改善やフードバンク団体などへの提供、AIを活用した需要予測システムの導入、スーパー等への納品期限をオーバーした商品を消費者らへ直接インターネット販売するなど、サプライチェーン全体を通じた食品ロス削減に取り組み、1年間あたり300t近くの食品ロスを削減している。消費者庁長官賞および食品ロス削減推進大賞審査委員会委員長賞の受賞者は次のとおり(続きは食肉速報に掲載)
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