日本食肉科学会の坂田亮一理事長はこのほど、第68回国際食肉科学技術会議(68th ICoMST)の日本開催について説明した。この国際会議は1955年に開催されたヨーロッパ食肉研究者会議を起源として、食肉および食肉製品の諸問題について、世界各国の研究者や技術者が幅広い分野の研究成果を発表し、意見を交わす場として各国で年に1回開催されてきたもの。日本では3年前に組織委員会が立ち上げられ、2022年8月の神戸開催を目ざして準備が進められており、20年から組織委員会はほぼ2カ月ごとに会議を開いて活発に意見交換をしている。農水省、厚労省、各種食肉関連団体・学会などが後援しているほか、日本畜産学会や日本養豚協会も加入している。
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