上期の牛肉輸出倍増、コロナ禍で内需低迷続き海外販路に注力

 ことし上期(1〜6月)の牛肉輸出は累計で数量が3,334t(前年同期比94.4%増)、金額は223億5千万円(2.2倍)と倍増した。昨年上期は世界的に新型コロナウイルスの感染が広がり始め、輸出先国ではロックダウンなどもあり外食需要が減退、高級食材である和牛肉の輸出が大幅に落ち込んだ反動もある。ただ、昨年、牛肉輸出が落ち込んだのは1〜5月で6月以降は回復に向かい、上期累計は数量1,034t(22.9%減)となっていたことを考えると、前年の落ち幅を超えて大幅に伸びている。

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