日本ハム.ソーセージ工業協同組合は5月分の食肉加工品生産量を発表した。それによると、全体の生産量は4万4238t(前年同月比2.4%減)と、ことしに入って減少が続いている。5月の外食産業は、全体で約20%増加したが、一昨年並みにはなっていない。一方で家庭内消費は家計調査報告によると、加工肉全体で4.3%減少。家庭内消費の減少に業務用需要の伸びが追いついていないものと推測される。
ハム類はメインのロースハムが6350t(8.2%減)と減少したが、そのほかの銘柄はすべて増加。しかし、ロースハムの落ち込みをカバーするほどではなく、全体では8941t(4.3%減)と減少した。
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