仙台市中央卸売食肉市場は7日、業務開始46周年記念枝肉共進会を盛大に開催。肉牛の部では第1部黒毛和種去勢150頭、第2部黒毛和種雌70頭、第3部交雑種30頭の計250頭が上場された。
第1部では(株)川村ファームの出品牛(A5、枝肉重量629kg、ロースしん面積98平方cm、バラ厚10.4cm、BMS No.12)が名誉賞に輝き、キロあたり5,002円(税抜き.以下同)で(株)マルイが購買。3年連続での獲得となる川村ファームの川村大樹氏(右写真)は「地元の共進会で名誉賞を獲得できたことは大変うれしい」と喜びを語った。一方、購買したマルイの佐藤宏社長(左写真)は「コロナ禍で飲食需要などが激減し、生産者も含めて苦しい状況が続いているが、今後も買い支えていきたい」と話した。第2部黒毛和種雌では鈴木貴弘氏の出品牛(A5、428.5kg、82平方cm、8.7cm、BMS No.12)が名誉賞を受賞し、(株)よね一が5,101円で購買。交雑種では(株)日高見牧場の出品牛(去勢、B4、620kg、58平方cm、9.7cm、BMS No.7)が名誉賞となり、(有)牛肉の庄司が1,802円で購買。さらに第4部肉豚の部には399頭が上場。(有)なわやの出品豚(「極上」、枝肉重量76kg)が名誉賞に輝き、栗原食肉(株)が2,004円で購買した。
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