家計消費も減少し生産量ダウン—3月分の加工品生産量

 日本ハム・ソーセージ工業協同組合はこのほど、令和3年3月分の食肉加工品生産量を発表した。それによると、全体の生産量は4万6,069t(前年同月比1.3%減)と3カ月連続で減少した。3月の家計調査をみると、ハム、ベーコン、ソーセージがそろって減少しており、昨年特需を受けた反動が出ているとみられる。業務用需要はやや回復してきたものの、依然としてコロナ以前の状況には戻っておらず、家庭用、業務用両方で減少している。
 ハム類は8,529t(2.0%減)、ベーコン類は8,600t(1.3%増)、ソーセージ類は2万7,124t(2.0%減)、プレス類は1816t(0.2%増)と、ハム類、ソーセージ類が減少、ベーコン類、プレス類が増加という結果となった。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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