全国食肉事業協同組合連合会(河原光雄会長)は、6月1日からいよいよ始まるHACCPに沿った衛生管理のスタートを周知するパンフレット(写真は表紙)を作成し、関係者に配布した。
パンフでは、HACCPが衛生管理を「見える化」することであり、危険なところを見つけ出し、しっかり管理すること、またいつも行っている一般衛生管理が基本、さらに記録が重要であることを分かりやすく明示している。すべきことは、衛生管理計画書のチェックポイントを、記録書で日々チェックすること。作成する書類は、食肉販売業・処理業の場合、一般衛生管理計画書と記録書の2種類で、飲食店営業(総菜)を併せて行う場合は、これらに重要管理計画書が加わり3種類。これらの書類も様式に沿って簡単につくることができ、日々の記録は問題があった場合にチェックマークを入れ、その内容を書き留めておく簡便な方式であることなどを端的に紹介している。さらに「見える化のためのヒント」を示し、重要なのは記録を残すこと、記録を習慣づけることと強調している。
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